【書評】鬼 浄土るる 【レビュー】

何が幸福なのか、何が不幸なのか。
主人公の子豆は、少なくとも一般的な容姿を持ち、日本語を解し、物質的には飢えていない。

 難病に苦しみ、愛する家族に看取られながら今死にゆく子供がいるとしたらどちらが不幸なのだろうか?

すべてのページがギスギスした不快感があふれている。
展開が読めるストーリーに救いを期待しつつ誰も救われない。
虐待する母親ですら、弱者であろう…

読み応えあります。

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